寝落ちのサイクル
最近、すこーんと寝落ちることが増えてきた。
ごはんダークマターの時間も3時だとか8時だとか、妙な時間の投稿になりつつある。別に0時投稿とか決めてるわけではないけど。
たいていの場合、寝落ちする日のサイクルは決まっている。仕事の帰りがけにひとりで飲み屋に駆け込み、安くて多めの酒を飲み、がっつりとお夕飯を食べ、ショート寸前の満腹中枢の赴くままコンビニの光に導かれ、何度も巡り合う。
そしてプライベートブランドのスナック菓子（しみチョココーン ホワイトチョコ味）とロングの缶チューハイ、そして申し訳程度のポカリスエット（500ml）が詰まったレジ袋と手をつないで家に帰る。これが俺のミラクル・ロマンスだ。
元気があるうちにシャワーを浴びておき、ビニール袋から取り出した檸檬堂 鬼レモン（7%）から開栓。
とりあえず一口。おいしい。9%だった頃と比べるとアルコール感が和らいでめちゃめちゃ飲みやすい。9%の鬼レモンが「帰（けェ）んな人間、あちきがお前と話すことは何一つ無ェ」だとすれば、7%の鬼レモンは「あ、あちきには……こういうの似合わねェだろ」くらい。
とはいえ9%の鬼レモンはそれはそれで存続してほしかったというか、需要的にストロング系じゃなくていいのか？ 塩レモン（もともと7%だったやつ）はどうした？ なぜ儂の娘を喰らった鬼がのうのうと人里で生きておる？ という気持ちもなくはない。鬼レモンもいつか過去の罪を清算するため、ヴィランの役割を果たし、人々の期待と怨みを背負った塩レモンに討たれるのかもしれない。人々は悪鬼の死に喜ぶし、それを見た鬼レモンも微笑みながら倒れるけど、塩レモンは何も言わずに鬼レモンの骸を背負ってどこかに行くんだろうな。はちみつレモン、大丈夫だ。鬼レモンはな、遠くで、人と幸せに暮らしているよ。
酔い止めにポカリを補給しつつ、だいたいこのへんでソシャゲのデイリーミッションを達成してないことを思い出す。ついでにスマホの充電も切れかけてる。
お行儀が悪い……とは思いつつ、レジ袋と鬼レモンをひっつかんで充電器のある布団上に移動。YouTubeで動画を流しつつ、すっかり冬だな、エアコン付けておけばよかったな、と思いながら布団を被って周回。
PCの排熱があったけ～～、もうすぐ日付変わるしごはんダークマターもやっておかな
起きた。未開封のしみチョココーンと目が合う。スマホを見る。8時か。
ベッド横にはすっかりぬるくなった鬼が一匹。中身は……まだ結構ある。
でも飲まない。これから仕事だから。
ポカリのおかげで喉がやられたりもしてない。ポカリはいつだって俺を助けてくれる。
鬼を冷蔵庫にぶち込み、出勤。
このとき買ったしみチョココーンは、まだ私の家にいるのです。たぶん。
2023/11/17 追記
見つかりました。めっちゃおいしいね。
prism_with_fox Z 誕生日から一番遠いヤツ
誕生日から一番遠い日になった。
今年は誕生日の翌日にツイートをしたせいで全然当日に祝ってもらえなかった。誤算。
欲しいものリスト、置いとくね。
www.amazon.jpなんか最近ずっと児童向け文学に興味があって、これを機に手ェ出してみようかなって思ってます。26で初めて読む黒魔女さんが通るとか、ぜってぇ面白ぇだろうな。
振り返る、この半年。
ゲムマに行ったよ
ゲームマーケットに行ってきました。これ5月の話ね。
現地で野良デュエルできるカードゲーム「デュエルボーイ」がめちゃめちゃ面白かった。
イベントってだいたい金使い果たした人間とかが出てくるわけで、そこの層が500円払ったらイベント時間中遊び放題で手持ち無沙汰にならないのっていいね。
オリカ作れるシステム含め、コミュニケーションのゲームとして良質だった。
テンションが上がって当日はボドゲとか謎解きもいろいろ買ってしまった。
対戦相手が、いないから。
17アイス全部(※)食う
俺の2023年の夏の全部。
毎日アイス食った。
ワッフルコーンバニラを、ワッフルコーンショコラを、生チョコティラミスを、ソーダフロートを、贅沢マカダミア～香るバニラ仕立て～を、濃厚いちごを、レーズンバタークランチを、クッキー＆クリームを、カスタードプリンを、濃い抹茶を、濃厚キャラメルリボンを、チョコクランチを、グレープシャーベットを、チョコミントを、ミルクあずきモナカを、温州みかんを、ブルーベリーのチーズケーキを、サイダーを、チョコナッツバニラモナカを、チョコチップを。
そして、カラフルチョコ〈ミルク〉を。
チョコチップが一番大変だった。
SUNAOコラボのチョコクランチの方が勢力を増してて、本来チョコチップだった枠を食われてるっぽいんですよね。アイスだけに。
夏祭り脱出で遠出したときに偶然見つけられたからなんとか食べられた。
※17アイスはなぜか公式サイトが2種あって。
片方では上に挙げた21種類で全部ってことになってるんだけど、もう一方では26種類になってる。
5種類レアアイスがあるっぽいので、見かけたら食べてみようね。
オンラインマダミス、たのし～い
オンラインマダミス、たのし～いです。
そぉい先生にお誘いいただいてディスコでやったりしてるけど、何やっても楽しいです。
マダミスじゃなくてストプレだけど、ブルーリブロはかなり最高だった。
大村先生と哉さんに感謝やね。
最近は謎解きにソロ凸したり野良でやったりするパターンが多いので、場があるだけありがたいでヤンス。
みんなありがとうね。
人の財布
最高。
26.5歳になっちゃったので、もうこっからは草臥れる方向に行きそうです。
デュエマも最近たのしいし、マダミスもたのしいし、万事たのしんで生きていこうと思います。
フォロワー、気合入れてけ。
三題噺「夢中」
若者なんてのは人生で一番金がなく時間と体力が有り余っているものですから、大抵の場合学生が何かに夢中なんてのはまァろくなことにならない。良い方向に転べば青春の1ページ、多少しくじろうとも飲みの肴になるものですが、悪い方向に転んだ日には今で言う黒歴史の1ページに刻まれてしまうわけですね。
一方で、ただ歳を重ねりゃいいというものでもございません。三十年四十年と社会の荒波に晒されて耐用年数が削られきって、引退するころには身体だけじゃなく頭の中身もかちかちに固まってしまいます。こうした老人もまた何かに夢中になるには少々危なっかしいですが、良い方に転べば碁を打ったり徳利やら杯やら陶器を焼いてみたりと丁度いい老後の趣味になるでしょう。悪い方に転んだら、まあ頭を打ってぽっくりですわな。
「母ちゃん母ちゃん、俺ちょいと出かけてくるよ」
「待ちなよ、あんた留年が懸かった大事な課題ってのはどうしたの？」
「安心してくれよ、そりゃもう大事なもんだからな。丁重に保管して手ェ付けちゃいないよ」
てなもので、ろくすっぽ勉強もしなけりゃ日中から遊び回る学生さんでした。しかしこんな曲者にこそ人一倍の行動力だけは宿ってるもので、ある日映画を一本食い入るように見つめた後に「我も死体を探しに行かん」と駆け出したのでございます。
そのまま線路に侵入してひとしきり怒られた学生さんですが、かえってやる気が出た様子で「死体を探すなら森の中だ」と近所の藪に突っ込んでいきました。とはいえ富士の樹海じゃあるまいし、死体なんぞそこらにぶら下がっているわけじゃございません。
そこら中を歩き回っているうちにすっかり日が暮れ、さしもの学生も不安がふつふつと湧いてきたころ、一筋の明かりが揺らめいていることに気づきました。ふと光の元を追ってみたところ人がいるようで、「おうい、おうい」と声を上げると相手も気付いたようで光が寄ってまいりました。
「なんじゃお前さん、迷子というには歳を食ってるな。なんにせよ、こんな時間まで出歩くもんじゃないだろう。さっさと帰りなさい」
「爺さん、こっちだって道がわからんのだ。それに死体も見つかってないんじゃなんのために飛び出したかわからんし、帰るに帰れん」
「はあ。死体だかなんだかわからんが、お前さん確かになんのために飛び出したかわからんな。ただ、この一帯には古代宗教の神殿があるってことでワシも探しているうちに日が暮れ、不安がふつふつ湧いてくるころにお前さんを見つけたわけだ」
「ははあ、成程。自分で言えたもんじゃないが、爺さん幾分か俺よりマシみたいだな。とはいえ古代宗教の神殿なんてもんは見たことも聞いたこともない」
「学がないなァお前さん。ほれ、この本に書いてあるじゃろう」
「なんだこれ、胡乱なオカルト雑誌じゃねえか！」
「むう」
なんてところで変わり者二人森の中を歩き回るうちに、ふと顔を見上げると大きな建物を見つけます。壁はぼろぼろ、蔦が張り、入口が大きな口を開いたところ。恐る恐る中の様子を伺うと蝋燭の炎がゆらゆらと揺らめく中に人が横たわっております。
「おい見ろ爺さん、ありゃ死体じゃねえか！」
「ううむ、祭壇の生贄か何かというところか。人が住むような家にも見えんし、ここが神殿かもしれん」
と盛り上がっていたところ、横たわった死体がむくりと起き上がり、つかつかと歩いてまいります。驚いて腰を抜かす二人ですが、話を聞くに彷徨ううちに森の逆端までたどり着き、ボロ家を神殿、家主を死体か何かかと勘違いしてしまったようだと合点がいきました。
無事に帰れるぞと喜ぶ二人ですが、死体やら神殿やらが見つからなかったことだけが心残り。はあ、とため息をつき二人で一言、
「ありゃ、しんでんじゃなかったのか」
今回のお題は
1.冒険
2.森
3.宗教です！
イマジネーションを爆発させよう！
0秒の救済
……あら
……あなた、どこかの令嬢ね？
……隠さずとも良いわ
……バラそうってわけじゃないの
……ただ、そうね
……聞いてくれるかしら
……ある愚か者の話を─────
野心
……あなた、0秒チキンラーメンってご存知？
……そう、博識ね
……0秒チキンラーメンは、貴女の言う通り
……チキンラーメンにお湯を入れず、
そのまま食べる禁忌の業
……調理というステップを挟まず、
過度の塩分とカロリーを直に摂取する外法
……それを、実行してしまった者がいたの
……ところで
……貴女、0秒チキンラーメンの魔性の魅力
……何か、わかるかしら？
……味……食感……そうね
……決して間違いではないけど……
…………でも、その愚か者はそう思わなかった
胎動
……チキンラーメンってね
……お湯を入れて食べる前提……
調理を想定して作られるものだから……
……丸ごとサイズはお口に入らなくて
……直接食べることはできないの
……そのまま齧ることもできたのだけれど
……令嬢としてのプライドもあったのね……
……ひとくちサイズに砕き、口に運ぶ……
……その愚か者は、そこに魅力を見出した
……そう、チキンラーメンの"破壊"
崩壊
……きっと、嫌なことでもあったのかしら
……その愚か者は、チキンラーメンを……
"砕く"こと自体に愉悦を見出した
……溜まったストレスを爆発させるように
……その日、その愚か者は
チキンラーメンを砕いたわ
……空中にチキンラーメンを放り投げ
砕いた────
……愚かにも
ドンキーコングの上スマッシュと同じ要領で
……ところで貴女
ジパングの包装技術についてはご存知？
……さまざまな開け方に対応できるよう
……袋自体に……いわば力の掛かり方によって
開け方が無数に存在していたの
……チキンラーメンの出逢うことなど
決して無いはずだったドンキーの上スマは
……その日、思わぬ惨劇をもたらしたの
伝播
……その上スマは、確かに直撃したわ
……中のチキンラーメンは粉々に砕けた
……でもね、袋もまた、耐えられなかった
……上スマで吹っ飛ぶとしても
それが上方向に飛ぶとは限らない
……袋の下の方
開きやすく作られていた箇所が……
開いてしまった
……あとはご想像の通り……
……飛散したチキンラーメンは
暖かいベッド
オシャレな机
ふかふかの床にも散り……
……そのまま私の城を飲み込んで
何もかも消えてしまった
葬送
……その愚か者はどうなったか、って？
……そんなこと、知る由もないわ
……己の愚かさを恥じて、
後悔し、
後悔し、
後悔して……
……きっと、どこかで……
細々と生き延びているでしょう
……長話が過ぎたわね
……ところで貴女、
追われているの？
……そう
……貴女のその服……
私と交換していただいても良いかしら？
……大丈夫、私も令嬢の端くれ
……落ちぶれても、礼儀作法程度
身についていますわ
……悲しまないの
……愚か者でも、生きていて良かったって
証明できるから
……さようなら、素敵なお姫様
……貴女は私とは違う
……チキンラーメンを砕くときは
やさしく砕いてあげてね
…………じいや……お父様────
…………一緒に……
2023年の抱負を語ろう
鬼の初笑いを奪う。
◆HAPPY NEW YEAR 2023
長かった2022年ももう終わりですね。
自分は社会人3年目となり、忙しくも充実した忙しい毎日を忙しなく送っております。4月で4年目か……
師走の語源*1と同じ状態ですね。師のダッシュボタンってBなのかな。
精神状態的には度々しんどみmode来ますが、なんとか飲酒量も2022年に入ってからじわじわ減ってきてます。体重も2022年1月から10kg以上落ちました。やったね。
社会人なりたての衆、健全な精神と健全な肉体を大事にな。運動は習慣づけとこうね。
今年はわりといろんなところでいろんなことしたので思い出がいっぱいです。
謎解き以外のものも色々世に出したし、そこそこ反応貰えたのもよかったな。
わりと初挑戦をいろいろした年でした。一昨年まであんまり遊びに行けなかった反動な気がします。
あと、ちゃんといろんな人と遊びに行けたのも良かったかも。
一昨年くらいから意識して自分から人を遊びに誘うようにしてたんですが、みんないつも快諾してくれてありがとな……
◆今年の目標
2023年の目標は「ﾏﾂｵﾊﾞｼｮｳ」です。
2022年は去年までと比べてわりと満足いった一年ではあったんですが、いろいろな物に手を出してきた中で……というかその分でﾂﾜﾓﾉﾄﾞﾓがﾕﾒﾉｱﾄすぎた、という反省もありました。
長く一つのﾓｶﾞﾐｶﾞﾜに取り掛かることで、同じｻﾐﾀﾞﾚｦｱﾂﾒﾃも最初はｽｽﾞｼと思っていたのが思いのほかﾊﾔｼだった、って見えてくることもあるはずで、あんまりそこを深堀りできてなかったのがちょっと勿体なかったな、と思っています。
もしかしたらｱﾂｷﾋｦｳﾐﾆｲﾚﾀﾘできたかもっていうのがﾓｶﾞﾐｶﾞﾜ回りの心残りかも。今度やろう。
とはいえ流石に全部にｶﾜｽﾞﾄﾋﾞｺﾑってやってたらいくらﾌﾙｲｹでもﾐｽﾞﾉｵﾄがあるので、しばらくはﾊﾅﾉｳｴﾅﾙﾂｷﾖかな～って感じです。
今年の干支にちなんで初雪に 兎の皮の 髭作れたら面白そうですね。
2023年は去年以上に言語化の練習していきたいですね。
ブログとかnoteとかちゃんと書くようにしよう。抱負もﾏﾂｵﾊﾞｼｮｳなことだし。
*1:12月はさまざまな仕事が立て込み、一番偉い人(師)が「ツライ」という字を書いても走り書きすぎて「シワス」としか読めないことからその名がついたとされている
